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    五十二枚目/ドウダンツツジ

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    こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。
    今日は仕事の休憩時間にドウダンツツジを見てきました。
    東山茶屋街から歩いて五分ほどの場所に寺島蔵人邸という藩政期の武家屋敷があります。
    この武家屋敷の庭にとても大きなドウダンツツジの老木があり、毎年四月のこの時期は小さな花を咲かせるのですが、その光景が好きでここ数年通うようになりました。
    ドウダンツツジというとあまり大きなものを想像しないと思いますが、寺島家のものはとても大きく立派です。
    樹齢300年を超えているそうですが、花や葉をつける様子は若々しく、力強いものがあり、不思議な生気に満ちています。
    ツツジはよく生垣に使われていたりしますが、ああいったサイズ感ではなく、背の低い松くらいの立派な大きさがあり枝振りも見事で、幾つも枝分かれしたその先に釣鐘型の白い花々がぶら下がるように咲きます。

    東山茶屋街付近で好きな場所はたくさんありますが、寺島蔵人邸のお庭もその一つです。
    金沢では桜が散った後に、入れ替わるようにドウダンツツジが満開になるのですが、街中では小さなものを時々見かける程度です。
    古い武家屋敷の静まりかえった座敷から眺めるドウダンツツジはなんとも言えない趣があり、多くの人に訪れて欲しい場所です。

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