BLOG

こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。
最近はあるお仕事で自然の風景のアニメーションを作っています。
鳥がどんな風に羽ばたくかであったり、草や木がどんなふうに風に揺らぐのか、現実の風景を観察することが多くなりました。
当然と言えば当然ですが、二つとして同じものはなく、自然の中にある生き物の動きは信じられないくらい多彩であるということを思い知ります。

学生の頃先生に、外に出ていろいろなものをよく観察するように、と言われていたことを思い出しました。
その先生はデッサンの担当だったか、３DCGの担当だったか忘れてしまいましたが、観察することは基本であることを久しぶりに思い出す日々です。
つい頭の中で自分の経験から引き出してきた何かを「知っている」もののように捉えてしまいがちです。
思い込みやバイアスを捨てて、自分の外にあるものを、ありのままに見つめたいものです。