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こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。
気がつけばあっという間に三月ももう残り僅かになってしまいました。
最近は自宅作業の日々でしたが、今日は所用もあり久しぶりに東山茶屋街のオフィスへ。
先週末からの三連休でかなり観光の人出があったようですが（嬉しいことです）茶屋街は祝日明けの今日も人通りが多く賑やかでした。
もうそろそろ金沢でも桜が咲くでしょうから、いい季節になります。
よく知人から金沢へはどの季節に行くのが良いのか質問されますが、春はとてもおすすめです。
雪景色の風情や食材の味覚を優先すればどうしても冬という選択になりますが、美術館や重伝建めぐりを念頭におけば町歩きがしやすい春もとても良いと思います。
特に四月から六月の第二週くらいまでは気温もいいですし、もうすぐ茶屋街のそばを流れる浅野川沿いの桜並木も見ごろを迎えます。

東山にいるとこの時期は毎年卒業旅行らしい若い人たちを本当にたくさん見かけますが、卒業旅行というものは時間が経っても忘れない特別な思い出になるでしょうから、大人になって思い出した時にまた来てくれるといいなと思います。
家族ができた人は子供やパートナーと、あるいは年齢を重ねてから同じ街を同じ友人と訪ねるというのも（なかなか難しいでしょうけど）素敵だと思います、
そういう場所であり続けられればとても素晴らしいことですし、今の観光資産の多くは脈々と受け継がれてきた気質や文化に依るところが多いと思うので、街や先人に感謝したいと思います。