十五枚目/なぜブログを始めたか
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こんにちは。映像ディレクター兼デザイナーの清森達士です。
今日はなぜブログを始めたかについて、書きたいと思います。
これは結構単純で、人に勧められたから、です。
書くことで思考がまとまるよ、とその人は言いました。
僕は考えることが好きで、アイディアを形にする仕事をしていますが、
「考えること」と「形にすること」は明確に違う作業です。
実際はそのどちらも行き来しながら、片方がもう片方に暗示を与え、フィードバックをしたり刺激しあったりして、作る作業はモコモコしながら混沌とともに進むことが多いですが、
形を作ってから考える、というのはありません。いつも「考えること」は「形にすること」の先に起こります。
僕は特に、何を形にするのか、という部分を考えることが好きです。
正確には「<何を>の部分が露わになっていく過程」が好きです。「アイデンティファイ」と個人的には呼んでいます。
アイデンティティを見つける、創出することは、いつもとてもエキサイティングです。
話が少し脇道に逸れましたが、書くことで思考がまとまるというのはその通りだと思います。
ただ、僕はあまり自分から発信したり、表に出るのは苦手なタイプで、
SNSに何をアップすればいいかわからないというか、何もお知らせすることなんて、ないな、といつも思っていました。
でも人の勧めを素直に聞いて、やってみて思うのは、割と書きたいことっていっぱいあったんだな、ということです。それは意外な発見でした。
さっきとは逆で、「やって見てはじめてわかることがある」ということですね。形にしてからわかることがあると言いますか……
特に難しく考えず、思ったことを書いてみて、失敗したら改めればいい。それも勉強です。
それと、忙しくて無理、と思っていたのも先入観だった気がします。
「人前に出たくない、自分を発信したくない、忙しくて無理」は全部、「やりたくない」という結論ありきで僕が自分から作っていた壁だった気がします。
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