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    百三十九枚目/能登半島にトキ放鳥/金沢 映像制作 デザイン

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    こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。(お仕事の詳細はWORKSから)

    九月も半ばを過ぎ、朝夕は秋らしい風情が漂うようになってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
    先月末ごろから稲刈りも見かけるようになってきました。石川は米所なので水田も多いです。
    水田といえば能登地方には千枚田など棚田が見られますが、そのような自然豊かな環境が功を奏したのか、能登半島が環境省の推進するトキの放鳥事業の候補地に選ばれました。
    具体的な放鳥時期は未定のようですが、2026年以降になるそうです。
    このことから県は放鳥に必要な計画を策定するため、ロードマップ作成に入ったとのことです。

    石川県では能美市の石川動物園でもトキが見られます。
    トキは鶴やキジにも似ていますが、すらっとした姿の良い鳥で長い首の上の顔が赤く、色彩的にも日本画の中から抜け出してきたような、美しい鳥です。
    「日本らしい鳥」と言われることがあるそうですが、姿形がその所以かと思いますし、漢字表記の「朱鷺」あるいは「桃花鳥」もとても趣がありますね。

    能登での放鳥がうまく行き、十年、二十年後に野生もトキが見られることをとても楽しみにしています。

    <清森達士映像デザイン事務所は金沢東山を拠点に映像・デザインの制作を行なっています>

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