百三十三枚目/ベネチア映画祭/金沢 映像制作 デザイン
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こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。(お仕事の詳細はWORKSから)
日中はまだまだ暑いですが、朝夕はだいぶん涼しくなってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、海の向こうでは世界三大映画祭のベネチア国際映画祭が始まったそうです。
今年も日本の作品がいくつか出ているそうなので楽しみですね。
昨年の「ドライブ・マイ・カー」の海外映画祭での大健闘も記憶に新しいところです。
ただ、日本の映画は国際的な賞を獲得しても興行的に振るわないことが多い印象です。
国際的な評価と同時に国内の興行的な成功も目指すべきで、今は二極化しているというか、作品を「売る側」がリスクを取れなくなっているのだと思います。
人気のある俳優を起用し、観客層をある程度絞って確実にリターンをとりにいくのは仕方がないと思いますが、その方式だと「本当に作るべき作品」は出てきません。
もう少し作家をサポートする体制づくりを充実させて、次の20年、50年と長期的な視野で観客を育て「売る」意識ではなく「届ける」意識に変革してほしいと思います。
そういう作品が一つでも増えることを願っています。
<清森達士映像デザイン事務所は金沢東山を拠点に映像・デザインの制作を行なっています>
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