六十三枚目/竹笋生(たけのこしょうず)
- コラム
- 七十二候
- 二十四節気
- 加賀野菜
- 季節
こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。
5月も半分を過ぎましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
子供の日(5/5)からは暦上の季節は夏になっています。
今は初夏になるんですね。
田植えを終えた田んぼや、麦畑の麦が大きく育っているのを目にします。
我が家では竹の子や苺も食卓に並ぶようになってきました。
このブログでは時々書いていますが、季節の分類に二十四節気(にじゅうしせっき)というものがあります。
春分とか秋分という言葉はよく耳にすると思いますが、二十四節気は夏至や冬至とともに一年を24の節に分ける考え方です。
そしてこの二十四節気をそれぞれ、初候、次候、末候の三つに分けたものが七十二候(しちじゅうにこう)です。
七十二候もとても趣の深い分類ですが、今は「竹笋生」(たけのこしょうず)といって立夏の末候です。
意味は読んでそのまま、竹の子がニョキニョキ生えてくる時期ということみたいです。
金沢には内川という竹の子の産地がありますが、今年は表年でたくさん採れているそうです。
金沢の竹の子は加賀野菜ですが、内川産が多いのではないかと思っています。
1ヶ月ほど前から竹の子は出てきていた気がするので、七十二候で今は竹の子が生える時期だと言われると少し遅いような気がします。
おそらく北陸の季節感が特殊なのだと思われますが、とにかく食材の宝庫と言いますか、本当に食べ物が美味しい土地なので季節ごとの旬のものを感謝して頂きたいと思います。
まだコメントはありません。