三十三枚目/プレミアムフライデーはどこへ
- コラム
- プレゼンの方法論
こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。
今週もあっという間に過ぎていき、気がつけば金曜日の夜です。
僕は最近週末も働いているので疲れがたまり気味ですが、皆さんはどんな一週間でしたでしょうか。
月末の金曜日といえば少し前にプレミアムフライデーという言葉がありました。
僕の記憶だと2018年ごろでしたが、調べてみると「2017年2月24日より実施された〜」とwikiに記載されています。
冷え込む消費のカンフル剤として、月末の金曜日は早く退社してたくさんお金を使いましょう、という趣旨で打たれたキャンペーンでした。
特に飲食関係や観光業の方にとっては魅力的な試みだったと思いますが、残念ながら今はあまり聞きません。
このキャンペーンの骨子として「15時に仕事を終えることを推奨」と言う指標があり、なかなか難しそうだと感じていましたが、やはり定着しなかったようです。
僕の仕事でも誰かに何かを提案するときに、あまりにも相手の現実からかけ離れたことを言ってしまうとまとまる話もまとまりません。
まずは自分の側の都合(目標数値とかスケジュールとか)の優先順位をいったん下げて、相手の気持ちや感覚を尊重するところから始めたいものです。
プレミアムフライデーの場合は働き方改革の話も混ざってしまったところが敗因のひとつだったのではないでしょうか。
コロナ禍でもあり、なかなか大々的に消費を喚起するキャンペーンは打ちづらいと思いますが、それでもこの時間ならではのニーズはあるはずなので、今の時代、あるいはこれからの時代に即した形のアイデアを考えていけるといいですね。
まだコメントはありません。