二十八枚目/音楽の愉しみ
- 日々のこと
- ワルツ・フォー・デヴィー
- 家具の音楽
- 音楽
こんにちは。映像ディレクター/デザイナーの清森達士です。
突然ですが皆さんはどんな音楽が好きですか?
僕は若い頃はわりと雑食で、いろいろなものを聴いていましたが、最近はあまり音楽というものを意識的に聴くことは減ってきました。
今日ふとしたときにビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デヴィーのメロディーが耳に入ってきたのですが、改めていい曲だと思いつつ、同時に好きな曲をゆっくり聴く機会というものが本当に少なくなってきていると感じました。
僕は割と音を流しながら仕事をすることは多いのですが、最近は雨の音とか、川の流れる音とか、ボーカルのないものが多くなってきています。
おすすめはカームラジオ(webサイト/アプリ)です。ずっとかけていても気にならず、よく聴いています。インターネットラジオなのでwifi環境が必須ですが。
アンビエントミュージックというと耳慣れない言葉かもしれませんが、無印良品の店内音楽をイメージしてもらえばニュアンスは伝わるのではないでしょうか。
そういえばエリックサティという作曲家がいて、「家具の音楽」という概念を提唱していたそうです。サティはジムノペディで有名ですが、生活の中に溶け込む音と音楽の間の様なものを模索していたみたいですね。(サティはドビュッシーと仲良くしていた時期があったみたいですが、個人的にはどちらもとても好きな作曲家です。影響を与え合っていたとしたら本当に素敵なことですね)
映像やデザインもそんなふうに機能することがあり得るだろうかなどと考えてしまいます。
デジタルサイネージやプロジェクターの技術がもっと発達して、例えば部屋の壁一面が瞬時に浜辺の景色になったり、宇宙空間になったり、そんなふうになった面白いですね。服を変えるように窓の外の景色や壁紙を変えられたら、とても楽しそうです。
まだコメントはありません。