二十四枚目/キャッチフレーズを考える(後編)
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こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。
今日は昨日の続きでキャッチフレーズについて考えていきたいと思います。
※前回のポイント
・誰もが知っている人やモノにはキャッチコピーはいらない
・弱い立場で競争に晒されている人やモノこそ、ブランディングが必要
加えて「消費者目線で考える」という点も重要かと思います。
つまり自分がアピールしたいポイントではなく、相手に焦点を置いて考える。
飲食業で調理方法や食材に気を使っている場合、「こだわりの店」とするか「味自慢の店」とするかで
届く範囲が変わってくるでしょうし「こだわりをわかってほしい」という気持ちは大事ですが、
消費者にはあまり関係ありません。「自信を持っておいしいものをお出しします」とストレートに伝わったほうが良いです。微妙な違いですが大きな差があるのではないでしょうか。
うまく簡単な例に落とし込めなかった気がしますが、消費者目線と言うのはそう言うことだと思います。
自分のこだわりは大切にしながら、あくまでも受け手を優先して考える。
その上で手放すべきものがあれば潔く手放す。
そういう態度で言葉を選んで、選んだものをまた絞り込んでいくことで、良いキャッチフレーズ(キャッチコピー)が見つかると思います。
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