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金沢 映像制作 デザイン / 株式会社清森達士映像デザイン事務所

こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。（お仕事の詳細はWORKSから）
先日行われた第10回金沢ADC公開審査会（AWARD 2022）にて審査員特別賞（田部井賞）を頂きました。
受賞作は自社ツール（活版印刷の名刺）で、全体では応募総数329作の中から入選104作、賞のつく入賞作品は23作あり、そのうちの一つということになります。
グランプリは松澤桂さん、準グランプリは木下芳夫さん。その他ADC賞や部門賞など主要な賞は例年通り素晴らしい作品、実力あるデザインがずらっと並び壮観でした。
https://kanazawa-adc.com/awards/award-2022/
毎回思いますが、作り手として本当に刺激を受けますし、仕事をさせていただけることへの責任感も感じます。

そんななか、三人の審査員がそれぞれ選ぶ個人賞を田部井美奈さんから頂いたわけですが、
田部井さんから「活版印刷だったからこその佇まいで、思わずもらいたくなる名刺」と言っていただいたことは本当に嬉しかったです。
今回の名刺はすごくシンプルなデザインですが、だからこそ機械的なパスデータ（ぴしっとした線）ではなく、手触り感、アナログ感のある、ある意味「人間くさい線」が表現されるように紙と印刷にもこだわりました。
改めてデザインはデータでは完成せず、プロダクトだったり、（オンスクリーンだとしても）コミュニケーションの磁場の中で完結・完成するのだと感じました。

コンペに当たって展示の仕方を助言していただき、またデザイナーとして弊社のロゴマークに形を与えて下さった橋本謙次郎さんと、
印刷にあたって細部まで相談に乗っていただいたHAGURUMASTORE表参道店さんに深く感謝します。
関係者の皆様、審査員の古平正義さん、田部井美奈さん、米村 浩さん。会場の運営や準備、片付け、プランニングなどを担当して下さった皆様に感謝します。本当に有難うございました。

＜清森達士映像デザイン事務所は金沢東山を拠点に映像・デザインの制作を行なっています＞