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    百四十四枚目/ 祝J1復帰 横浜FC / 金沢 映像制作 デザイン

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    金沢 映像制作 デザイン / 株式会社清森達士映像デザイン事務所

    こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。(お仕事の詳細はWORKSから)

    弊社では今年の春にサッカーJ2の横浜FCさんの選手紹介映像を担当させていただきました。
    映像は横浜さんのホームスタジアムのみで公開されており、実際にスタジアムに出かけなければ見られません。
    春に金沢で横浜さんとの試合が行われた際は応援に出かけましたが、西部緑地公園では流れない映像なので三ツ沢へ観に行ってきました。

    横浜FCさんのホームである三ツ沢競技場は、決して近代的なスタジアムではありません。
    しかしコンパクトでピッチとの距離も近く、なにより市民生活に溶け込んだ雰囲気が素晴らしいです。

    弊社は私が東京からUターンして設立したのですが、16年の東京生活の最後2年ほどは横浜から当時の職場である渋谷に通っていました。
    学生時代から横浜や湘南をはじめとする神奈川には何かと縁が深かったように思います。
    長い東京での暮らしの最後を横浜で過ごせたのは本当に良い思い出になりました。
    美しい港があり、歴史があり、起伏に飛んだ地形も魅力的で、何より東京にはない落ち着いた文化的な洗練が感じられ、ゆったりとした時間が流れる街です。

    前置きが長くなってしまいましたが、試合は勝てばJ2優勝の可能性を残す横浜さんに対して金沢が挑戦する形で幕を開けました。
    試合結果にかかわらず自動昇格でJ1復帰が決まった状態だったので、
    横浜さんとしては今季ホーム最終戦を気持ちよく勝利で飾り、一年でのJ1復帰をサポーターと一緒に祝いたい、そんな夜だったと思います。
    ところが序盤から攻撃で圧倒するものの決定打にかける横浜さんの隙をついて、非常に少ない手数で金沢が三点を先取するという意外な展開で、
    横浜が終盤に迫力ある追い上げを見せましたがそのまま2−3で金沢の勝利となりました。
    またこの試合後に横浜の中村俊輔選手が引退を発表され、ダブルでショックな試合となりました。
    中村選手は言わずもがな日本を代表する名選手です。
    この試合では後半の追い上げムードを牽引し、FKのチャンスはあわや同点かという精度の高いシュートを放ち、この日一番の歓声を浴びました。
    まだまだ現役でプレーできそうな溌剌とした動きでしたが、足首の怪我が難しい状態だったようです。

    偶然にも中村選手の現役最後のホーム戦に居合わせることができて感動しましたし、
    あらためてスタジアムの大型ビジョンに自分が関わった映像、作ったデザインが流れ、それを多くの人が見ていること、
    人の目に触れるものを作っているのだという責任感というか、気が引き締まる思いも感じました。

    来年は横浜FCさんはJ1です。上位を狙って旋風を巻き起こして欲しいですし、金沢もJ1を目指して欲しいです。
    次に対戦するのは24/25シーズンのJ1になってくれることを願っています。

    <清森達士映像デザイン事務所は金沢東山を拠点に映像・デザインの制作を行なっています>

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