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    九十三枚目/今週で上半期も終わり

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    こんにちは。映像ディレクター兼デザイナーの清森達士です。(お仕事の詳細はWORKSから)
    六月もあと僅かになってきました。今週末にはいよいよ上半期も終わります。
    今月は前期でやり残したことを終わらせるという目標を立てました。
    いつもそうですが、やろうやろうと思いながらできずに終わることがあります。
    自分の場合は一年、二年できずにそのままやらずに終わることというのも珍しくないです。
    やらなくて良いこととやったほうが良いことの見分けは大切ですが、やったほうが良いのにできずにいることがあるのはやはり勿体ないと思います。

    デザインでも映像制作でもそうですが、お客様は

    A 作りたいものがはっきりわからない
    B 作りたいものがはっきり決まっている

    の二つのグループに分かれます。
    「やらなくて良いこととやったほうが良いことの見分け」がついていない状態がAのグループです。
    デザインは整理なので、目的地を再確認し、やるべきこととそうでないことを切り分けます。
    (動画制作や映像で言えば編集作業がこれにあたります)

    作りたいものがはっきりしていないお客様というのはわりと多くいらっしゃいます。デザインとはズレますが事務仕事などは前述したとおり、自分自身も「やらなくて良いこととやったほうが良いことの見分け」がついていないことが多々あります。
    お客様で言えば、漠然としたイメージや「なにかできないか」という形で相談に来られるような方がこれにあたります。
    しかし、デザイナーとして、あるいは映像ディレクターとしては、実はこちらの方が仕事のしがいがあると考えています。

    人は他人の視点を借りなければ自分を識ることができないと思っていて、作りたいものがはっきりわからない(=自分の本当の望みが理解できない)からこそ第三者の力を借りる必要が生まれるからです。
    デザイナーは作ることももちろんそうですが、アイデアを出すことが本当に大切な仕事だと思います。

    <清森達士映像デザイン事務所は金沢東山を拠点に映像・デザインの制作を行なっています>

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