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    八十八枚目/浅の川園遊会館

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    こんにちは。映像ディレクターでデザイナーの清森達士です。(お仕事の詳細はWORKSから)
    今日の金沢は暑かったです。北陸の梅雨明けは来月の中旬から下旬ということで、まだまだ蒸し暑い日が続きそうです。
    暑い日は朝夕に浅野川の河川敷を通り、心ばかりの涼を取ります。
    東山のシンボルともいえる浅野川ですが、地域の文化の振興や保全に力を入れている浅の川園遊会さんという団体があります。
    先日ご縁があって園遊会さんが新しく開いた金沢浅の川園遊会館にお邪魔してきました。

    金沢は芸事、御座敷文化の盛んな土地で、茶屋街を歩くと芸妓さんとすれ違ったり、お囃子が聞こえてきたりします。
    三茶屋街と言って「ひがし茶屋街」「にし茶屋街」「主計町(かずえまち)茶屋街」の三つの茶屋街があるのですが、このうちにし茶屋街を除く二つは浅野川沿いに隣接しています。
    そんな二つの茶屋街を中心に、地域の歴史や芸妓(げいぎ)の魅力を紹介する活動をされている園遊会さんですが、新しくオープンした会館も昭和初期の町家をリノベーションし、お茶屋文化発信の新しい拠点とされています。
    会館には芸妓さんの身の回りの道具や楽器、古い絵巻のレプリカなど、たくさんの興味深い展示がされています。
    中でも全長2メートル近くある茶屋街の模型は細部まで緻密に作られており、大変興味深く鑑賞しました。

    普段通りを歩いているのでミニチュア模型を見るのはとても楽しく、また、表通りからは見えない内部も再現されていて面白かったです。
    園遊会さんは毎年主計町で夏に川床をされているのでそれも楽しみですし、今後会館では本物の芸妓さんがお稽古や発表をされるかもしれないとのことで、ますます注目されるのではないかと思います。

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